日本のビール文化創造に挑戦 -松江ビアへるん

― 松江ビアへるん(島根県松江市)
島根県松江市で1999年に創業したクラフトビール醸造所、「松江ビアへるん」。
“島根の食文化や風土をビールで表現する”ことを理念に掲げ、地域に根ざした個性豊かなビールを造り続けています。

 

📝 「へるん」に込められた想いとストーリー
「島根で飲んでこそ美味しいビール。島根の料理でさらに美味しくなるビール。」
「明治の文豪・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)のように、島根の文化を世界に伝えたい。」
(引用:松江ビアへるん公式HP)

 

松江ビアへるんの名前は、地元・松江で「へるん先生」と親しまれている小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)に由来します。
彼が日本文化を世界に紹介したように、「島根のビールを通じて、島根の食・人・風土の魅力を広めたい」という熱い思いが込められています。

 

🍺 松江ビアへるんの代表ビール紹介
松江ビアへるんでは、ドイツやベルギーなどヨーロッパの伝統的なスタイルをベースにしながら、島根の気候・食文化にマッチする味わいを追求しています。
中でも、私が実際に松江を訪れた際に飲んだ「ヴァイツェン」は、忘れられない一杯でした。

 

🌾 ヴァイツェン(Weizen)

 

松江ビアへるん-ヴァイツェン

(1)スタイル
南ドイツスタイル・ヴァイツェン(小麦ビール)

 

(2)特徴
バナナのようなフルーティな香りと、やわらかい口当たり。酵母の旨みと小麦の甘みが絶妙で、のど越しはスムース。

 

(3)おすすめペアリング
天ぷら、白身魚の塩焼き、あっさりした和食全般に合うと思います。

 

(4)飲んだ感想
松江の堀川沿いの地ビール館でいただきましたが、本場ドイツで飲んだヴァイツェンを思い出すほどの本格派。旅の疲れがふっと抜けるような一杯でした。

 

 

🛶 地元・松江の風景とともに楽しむクラフトビール
松江ビアへるんの魅力は、味わいだけではありません。
ビールそのものが、松江の風景・歴史・文化を体感できるツールになっています。

 

たとえば:

 

堀川遊覧船を眺めながら飲むヴァイツェン

 

出雲そばと合わせるペールエールやスタウト

 

地元の食材とのコラボビールも随時登場

 

こうした“地域との一体感”が、松江ビアへるんを特別なクラフトビールにしています。

 

🍻 その他の代表作(例)
松江ビアへるんでは、ヴァイツェンの他にも魅力的なビールが揃っています。以下写真は松江の堀川沿いの地ビール館でいただいたビールです。

 

 

🍁 ピルスナー
スッキリとした苦味とキレが特徴。和食との相性がいいと思います。

 

🌿 ペールエール
爽やかな柑橘系ホップとモルトのバランスがよく、飲み飽きしない万能タイプ。

 

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🎯 まとめ
松江でしか味わえない文化とクラフトビールを松江ビアへるんは、味・ストーリー・地域文化が三位一体となったクラフトビールブランドです。
旅の思い出に、食とのマリアージュに、ぜひ一度味わってみてください。
飲むたびに、“島根の今”が感じられる一杯になるはずです。

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