【特集】ビール好きが選ぶ!一度は飲みたい世界の名作クラフトビール10選~世界が認めた、個性と情熱の一杯を~

クラフトビールの魅力は“多様性”にあります。
国や地域、ブルワリーの哲学によってまったく違う表情を見せる――それが世界のクラフトビールの面白さ。

 

この記事では、世界中のビールファンが「一度は飲むべき!」と絶賛する名作クラフトビール10選を厳選しました。
それぞれが“その国の誇り”を詰め込んだ一本。
香り・味・歴史…あなたのビール旅が、ここから始まります。

 

🍺 1. シエラネバダ ペールエール(アメリカ)
クラフトビールの革命児。全てはここから始まった。

 

 

1980年、アメリカ・カリフォルニアの小さなブルワリーが世界に衝撃を与えました。
それがシエラネバダのペールエール。

 

柑橘と松の香り、バランスの取れた苦味とモルトの甘み。
今や世界中のブルワリーがこのスタイルを手本にしています。

 

スタイル:アメリカンペールエール
アルコール度数:5.6%
おすすめ温度:6〜8℃

 

アメリカンクラフトの原点を知りたいなら、まずこの一本から。

 

🍺 2. ストーン IPA(アメリカ)
ホップの香りで世界を変えた、伝説のIPA。

 

 

カリフォルニア発の「ストーン・ブルーイング」が放つ名作。
グレープフルーツやトロピカルフルーツの香りと力強い苦味が、ホップの魅力を極限まで引き出します。

 

スタイル:IPA
アルコール度数:6.9%
特徴:爽快でドライ、ホップ香が爆発。

 

“苦味の美学”を知るなら、ストーンIPAは避けて通れません。

 

🍺 3. デュベル(ベルギー)
“悪魔”の名を冠した、美しく危険な一杯。

 

ベルギーの名門デュベル・モルトガット醸造所が生んだ傑作。
洋梨やリンゴのようなフルーティーな香りと、ドライな後味が特徴。
アルコール8.5%ながら驚くほど軽やかで、まさに“悪魔の誘惑”です。

 

スタイル:ストロングゴールデンエール
アルコール度数:8.5%
おすすめ温度:8〜10℃

 

専用のチューリップグラスで香りを存分に堪能しましょう。

 

🍺 4. シメイ ブルー(ベルギー)
修道院で造られる“神聖なるビール”。

 

 

トラピストビールの代表格。
カラメルやドライフルーツ、スパイスの香りが複雑に絡み合い、長い余韻を楽しめます。

 

スタイル:トラピスト・ダブル
アルコール度数:9.0%
おすすめ温度:10〜12℃

 

冬の夜にゆっくり味わうのにぴったりの一杯。まるで液体の芸術。

 

🍺 5. フランツィスカーナー ヴァイスビア(ドイツ)
伝統と香りの融合。小麦が織りなすやわらかな口当たり。

 

 

ドイツ・ミュンヘンの老舗ブランド。
バナナやクローブを思わせる香りと、クリーミーな泡が特徴。
スパイシーで軽やかな味わいは、まさに“ドイツの職人技”。

 

スタイル:ヴァイツェン
アルコール度数:5.0%
おすすめ温度:6〜8℃

 

朝霧の中の森のように穏やかで、やさしい香りが広がります。

 

🍺 6. フラーズ ロンドン・プライド(イギリス)
英国パブ文化の象徴。モルトの香ばしさが光る伝統の味。

 

 

ロンドンを代表する老舗「フラーズ」の定番ペールエール。
モルトの甘みとやわらかな苦味の調和が魅力で、何杯でも飲める心地よさ。

 

スタイル:イングリッシュビター
アルコール度数:4.7%
おすすめ温度:10〜12℃

 

静かに語り合う夜、焚き火や暖炉とともに飲みたい一本。

 

🍺 7. ギネス エクストラスタウト(アイルランド)
世界中の黒ビールファンが愛する“黒の王者”。

 

 

ロースト麦芽の香り、コーヒーのような苦味、滑らかな泡。
深いコクとほろ苦さが寒い季節にぴったりです。

 

スタイル:スタウト
アルコール度数:5.0%
おすすめ温度:9〜11℃

 

「黒ビールは苦い」という先入観を覆す、まろやかな優しさを持つ名作。

 

🍺 8. ブリュードッグ パンクIPA(スコットランド)
クラフト界の“革命児”が生んだモダンIPA。

 

スコットランド発のブリュードッグが放つ代表作。
パッションフルーツやグレープフルーツのような香りとドライな後味が特徴。

 

スタイル:アメリカンIPA
アルコール度数:5.4%
おすすめ温度:7〜9℃

 

モダンで洗練されたIPAの原点。ラベルデザインも人気。

 

🍺 9. ヒューガルデン ホワイト(ベルギー)
世界を虜にした“白ビールの傑作”。

 

 

オレンジピールとコリアンダーのスパイス香が爽やかに広がり、軽やかな甘みが特徴。
白濁した液体と柔らかな泡が美しく、女性にも人気の高い一杯です。

 

スタイル:ベルジャンホワイト
アルコール度数:4.9%
おすすめ温度:5〜7℃

 

太陽の下でも、冬の暖かい部屋でも楽しめる万能ビール。

 

🍺 10. 伊勢角屋麦酒 IPA(三重/日本)
世界に誇る“日本のクラフトIPA”。

 

 

アメリカのコンペでも受賞歴多数。
トロピカルで華やかな香りと、キレのある苦味が特徴です。
日本人の繊細な感覚で造られた、世界レベルのIPAとして高く評価されています。

 

スタイル:アメリカンIPA
アルコール度数:6.0%
おすすめ温度:7〜9℃

 

日本のクラフトが世界と肩を並べた瞬間を感じられる一本。

 

🌏 世界の名作をもっと楽しむために
1. 香りを味わう温度を意識

 

・クラフトビールは冷やしすぎ厳禁。
・IPA・ホワイト系:5〜8℃で香り立ち◎
・エール・スタウト系:8〜12℃でコクと余韻を堪能。

 

温度変化によって香りが変わるのも、世界の名作ならではの楽しみ方。

 

2. グラスを変えると世界が変わる

 

・IPA・ペールエール:チューリップ型
・ホワイトエール:丸みのあるグラス
・スタウト・トラピスト系:ゴブレット型

 

グラスの形状によって香りの広がり方が変化します。

 

3. 旅するように飲み比べる
同じIPAでも、アメリカ・日本・スコットランドでは香りも苦味もまったく違います。
産地と気候、醸造哲学を意識しながら飲むと、世界地図が味で広がるような感覚に。

 

🍻 まとめ:ビールで世界を旅しよう
クラフトビールは、その国の文化と職人の魂が詰まった「液体のアート」。
今回紹介した10本は、どれもビールの歴史に名を刻む“世界の名作”たちです。

 

焚き火のそばで、旅先の夜で、自宅の静かな時間で——
一口ごとに感じる世界の香りと情熱を、じっくり味わってみてください。

 

次の一杯が、あなたの世界を広げる。
Cheers! 🌍🍺

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