京都醸造株式会社―京都から世界に響くクラフトビールの旗手

1. 醸造所の位置とスタート地点
京都醸造株式会社は、京都府京都市南区西九条高畠町25‑1に拠点を構えるクラフトビール醸造所です。
創業は2015年春。イギリス・ウェールズ、アメリカ、カナダ出身の3人の醸造家が「バリエーション豊かなビール文化を日本に根付かせたい」との思いを胸に京都で立ち上げられました。
伝統と革新が交錯する京都という町で、ビール界の新風を吹き込む存在として注目されています。

 

2. 歴史と醸造所の歩み
京都醸造は、創業当初からベルギーの酵母を用いたセゾンやアビィスタイル、モダンホップを活かしたIPAなど、「既成概念にとらわれない」クラフトビール造りを掲げてきました。
2015年の創業から、まずは京都市内の飲食店やバー向けに樽生販売を行い、その後2021年には缶商品化を本格的に開始。流通を広げ、多くのクラフトビールファンに手に届く存在へと成長しました。 さらに、2024年には北米の著名ブルワリーで経験を積んだヘッドブルワー・ジェームズ氏が就任し、新たな醸造のステージへとシフトしています。

 

3. ビール造りの哲学と特色
京都醸造が大切にしているのは「自分たちが飲みたいビールをつくる」というシンプルな信念。京都という場所の文化・雰囲気・素材を感じさせる酒造りを目指しています。
製法としては、無濾過・非殺菌というこだわりもあり、酵母の持つ芳香やビール本来のフレーバーを活かした仕上げが多く見られます。

 

4. 代表的なラインナップと味わい
京都醸造には、定番かつ個性的なビールが揃っています。以下、いくつか代表作を挙げてみます。

 

(1)一期一会
 京都醸造の中でも特に人気の定番商品、セゾンスタイルの「一期一会(ICHIGO ICHIE)」。
爽やかな酸味、軽快な飲み心地、香りの奥深さが見事に調和し、「京都醸造といえばこれ」と言われるほどの代表作です。

 

 

(2)週休6日
 これも京都醸造の定番。ソフトな飲み口で豊かな味わい、毎日でも飲み飽きないセッションIPA。

 

(3)秋の気まぐれ2025
秋の空気感に合わせてモルトとホップの響きを丁寧にまとめた、まさに“季節のIPA”。
琥珀色に輝く一杯は、香り・味わい・飲み心地のどれもが秋らしく、クラフトビール好きならぜひ体験してほしい一本に仕上がっています。

 

 

(4)冬の気まぐれ2026
柔らかい口当たりだけどキレのある柑橘ホップの効いたホワイトIPA

 

季節・限定醸造シリーズがあり、京都産素材や国内外ホップの実験的活用、ラベルデザインにも遊び心があり、毎回注目を集めています。

 

5. 現地での体験・タップルーム・見学情報
京都醸造の醸造所は、住宅街の一角にひっそりと佇むため「穴場スポット」としても評されています。土日限定でタップルーム営業を行っており、ビール好きが集う場となっています。
ただし、公式な定期見学ツアーの案内は確認できておらず、事前予約制やイベント限定の見学が主となっているようです。訪問前には公式SNSやウェブサイトで最新情報をチェックするのがおすすめです。タップルームでは、規模は小さいながらも9種以上のタップが並び、京都のクラフト文化を気軽に体験することが可能です。

 

6. 京都醸造が選ばれる理由
京都という土地柄:千年の都・京都で醸されるビールには、歴史・場所・文化という背景が宿っています。

 

スタイルと味わいの幅広さ:ベルギー酵母からモダンホップまで、ビール愛好家を満足させる多彩なラインナップ。

 

地域・素材へのこだわり:京都産素材や“飲みたいビールをつくる”精神が味わいに反映されています。

 

体験価値:住宅街のタップルームでひととき過ごすだけでも、クラフトビールの醍醐味を味わえます。

 

7. まとめ:京都醸造 ― 京都からビールで世界へ
京都醸造株式会社は、2015年の創立以来、「異なる国籍のブルワーたちが京都で新たなビール文化を紡ぐ」というユニークな立ち上がりから、今や全国のクラフトビールファンにとって注目の存在です。もし京都を訪れる機会があれば、ぜひ住宅街のタップルームを覗いてみてください。グラスを傾けながら、“京都仕様のクラフトビール”が描く味わいと物語を体験してみてください。

 

・公式サイト:京都醸造株式会社

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