【濃厚で贅沢】サンフーヤン クアドループル徹底レビュー|修道院ビール最高峰の深い味わい
ベルギーのサンフーヤン(St-Feuillien)のビールです。サンフーヤンは、ベルギー・エノー州に拠点を置く伝統的な修道院系ブルワリーで、「クアドループル」は、修道院ビールの中でも最上級クラスに位置づけられるスタイルです。
アルコール度数はワイン位に高く、すぐ酔ってしまいそうですが、どんな味か楽しみです。早速、外観、香りと味わい、おすすめの飲み方、おすすめしたい人等の観点からレビューしたいと思います。

1.外観|深いブラウンに宿る重厚感
グラスに注ぐと、濃いダークブラウン〜マホガニー色の液色が目に飛び込んできます。光にかざすと赤みがかったハイライトが現れ、非常に美しい。
泡立ちはきめ細かく、ベージュ色の泡がグラス上部にしっかりと残ります。高アルコールビールながら泡持ちが良く、修道院ビールらしい落ち着きと気品を感じさせる外観です。
見た目だけで「これはゆっくり味わうビールだ」と直感できる、存在感のある一杯のように思えます。
2.香りと味わい|ドライフルーツとカラメルの重層的ハーモニー
それでは香りと味わいを見たいと思います。
香り
口を近づけると、まず感じるのは、レーズン、プルーン、デーツを思わせる濃厚なドライフルーツ香です。そこに、カラメルモルトの甘やかな香ばしさ、ほのかなチョコレートやトフィーのニュアンスが重なります。さらに、ベルギー酵母由来の**スパイシーさ(クローブ、胡椒)**や、わずかなアルコールの温かみも感じられます。美味しそうです。
味わい
口に含むと、まず豊かなモルトの甘みが広がります。黒糖、カラメル、ドライフルーツのような凝縮感のある味わいが印象的です。
しかし、ただ甘いだけではなく、後半にはアルコール由来のキレとほのかな苦味が現れ、全体を引き締めてくれます。ボディはフルで粘性がありながら、飲み込んだ後は意外なほどスムーズ。
余韻には、熟成を思わせる深みと温かさが長く続き、**まさに「瞑想ビール」**と呼びたくなる完成度だと思います。

3.おすすめの飲み方|温度と時間を味方につける
このビールは、冷やしすぎ厳禁だと思います。
飲み頃温度:10〜14℃
グラス:チューリップ型、またはワイングラス
少し高めの温度にすることで、香りと味わいの層が一気に開くように思います。時間の経過とともに、ドライフルーツ感やスパイス感がより明確になるため、ぜひゆっくり時間をかけて楽しんでください。また、飲んでみたくなるビールです。
食事と合わせるなら、
・ビーフシチュー
・ローストビーフ
・ブルーチーズ
・チョコレートデザート
など、コクのある料理やデザートと相性がいいように思います。
4.おすすめしたい人|こんな方にぜひ
以下のような方におすすめしたいです。
・ベルギー修道院ビールが好きな方
・クアドループル/バーレーワインなど高アルコールビールが好きな方
・ゆっくり一人でビールを楽しみたい夜に
・記念日や自分へのご褒美ビールを探している方
逆に、軽くゴクゴク飲みたい方には不向きですが、「ビールを味わう時間」を大切にしたい方には間違いなく刺さる一本だと思います。
5.原材料等
原材料:麦芽、ホップ、糖類、酸化防止剤(ビタミンC)
アルコール分:11%
原産国:ベルギー
輸入者:コルドンヴェール株式会社
6.どこで買えるか?
私はやまやで購入しました。
7.まとめ|修道院ビールの奥深さを体現する一本
サンフーヤン クアドループルは、
・重厚で美しい外観
・ドライフルーツとモルトが織りなす複雑な香り
・高アルコールながら完成度の高い味わい
これらを兼ね備えた、ベルギー修道院ビールの真髄とも言える一本だと思います。
「今日は静かに、良いビールと向き合いたい」
そんな夜に、ぜひ手に取ってみてください。
きっと、ビールの奥深さと楽しさを改めて実感できるはずです。
―― 今日も素晴らしいビール体験を 🍺
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